Boot Camp領域をバックアップする WinClone 2.3.3(Lionまで対応)
Boot Campで作成した領域はMac OSのバックアップ機能(Time Machine)ではバックアップをしてくれません。MacとWindows両方使用使用していると調子が悪くなってしまう時があるので定期的にバックアップをとっておきたいものですね。
そこで今回はBoot Campで作成したWindows領域をイメージ(一つのファイルにまとめる)にしバックアップできるフリーソフト「WinClone」を紹介します。WinCloneは簡単な操作でBoot Camp領域すべてのデータをまるごとイメージ化しデータのバックアップが可能です。現バージョンは2.3.3となっており、OS X Lionまで対応しています。
Mac OS X 10.8(Mountain Lion)以降をお使いの方はWinClone3.0以上が必要になりライセンスを購入する必要があります。
・参考記事:Mountain Lion以降のBoot Camp領域をバックアップする WinClone 4.0
WinCloneのインストール~起動まで
1.WinCloneを下記サイトからダウンロードします。
WinClone
http://bubba.org/winclone/
2.ダウンロードしたファイルをマウントし、Wincloneアイコンを「Applications」にNTFSProgsフォルダをライブラリフォルダにドラック&ドロップします。
これだけでインストール完了です。
3.アプリケーションフォルダよりWincloneアイコンをダブルクリックします。
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WinCloneの使い方 バックアップ編
早速BootCamp領域をバックアップしてみましょう。
1.「アプリケーション」から「Winclone」をアイコンをダブルクリックします。
2.初期起動時に寄付の案内ウィンドウが表示されます。今回は次に進むので「Agree」をクリックします。
次回から表示させたくない場合は左下のチェックボックス内にチェックします。
3.スタートアップ時にアップデート確認するかの表示がでるので今回は「Yes」を選択しました。
4.「Source」欄がBootCamp領域選択されているのを確認し画面右下の「image」を選択します。
5.保存先選択画面が表示されるので任意の場所を選択し「OK」を選択します。
6.Boot Camp領域イメージ化が始まります。大体30GBで約1時間程度かかります。
7.イメージが無事作成できました。「OK」をクリックします。
作成したファイルはバックアップするデータに左右されますが、実ファイルよりも少ない容量となります。
定期的にバックアップしておいたり、違うOSを使い分けるなどの使い方もできますね。
次は保存したバックアップイメージから復元する方法を説明します。
WinCloneでバックアップしたイメージから復元方法
1.Wincloneの操作画面より「Restore」タブを選択します。
2.「Restore Image」欄からバックアップしたイメージを選択し画面右下の「Restore」をクリックします。
これでバックアップイメージから復元することができました。大変便利なソフトなのにフリーで使えるのでみなさんも積極的に利用してください。
おまけ Wincloneを日本語化に対応させる
有志の方々によってWincloneを日本語化にするためのファイル、手順が紹介されていましたので紹介します。
1.日本語ファイルを下記ページよりダウンロードします。
Winclone日本語化ファイル
http://en.sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=1277&tid=27010
2.アプリーケションフォルダ内の「Winclone」アイコン上で右クリック→パッケージの内容を確認を選択します。
3.ダウンロードしたファイルを展開しContents→Resourcesフォルダ内に移動します。
日本語化はとっても簡単なのでおすすめです。