BootCampでWindows 8 Release Previewをインストールしてみた
久々の更新です。
Windows8の情報が少しづづ公開され始めましたね。2012年3月にベータ版の「Windows 8 Consumer Preview」が公開されていましたが、すっかりレビューをわすれてしまいました、すみません。2012年6月に「Windows 8 Release Preview」(最終候補版)が公開されたので早速ブートキャンプを使ってMacにインストールしてみました。
今回インストールに使用したMacはMacBookAir(Mid 2012)です。
準備するもの
Windows 8 Release PreviewをBootCampでインストールするために必要なものは下記のものです。
- 10.7 Lion または Mac 10.6 Snow Leopardと、Boot Camp更新プログラム 3.1
- Windows 8 Release Preview ISOイメージ
- 2GB以上のUSBメモリと8GB以上のUSBメモリ
Windows8のドライバはまだ正式にサポートされていないのでWindows7用のドライバを代用し設定を行います。
USBメモリが2個必要なのは、Windows8インストール用(8GB)とWindowsサポートソフトウェアを保存する(2GB)ために必要です。
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Windows 8 Release Previewをインストールしよう
まずWindows 8 Release PreviewISOイメージを下記サイトにアクセスしダウンロードします。ページ中央に「日本語」欄があるのでクリックすると32ビットと64ビットの2種類が用意されています。メモリが4GB以上あるようだったら有効に使える64ビットを選びダウンロードします。私は64ビットをダウンロードしました。すぐ下にあるプロダクトキーも必要となるのでメモしておきましょう。
プロダクト キー:TK8TP-9JN6P-7X7WW-RFFTV-B7QPF
Windows 8 Release Preview ISO イメージ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/iso
Windowsサポートソフトウェアを用意する
最初にWindowsのドライバを用意するため、WindowsサポートソフトウェアをダウンロードしUSBに保存します。
アプリケーショ→ユーティリティからBootCampアシスタントを起動します。
BootCampアシスタントが起動されるので右下の「続ける」をクリックします。
作業選択画面に進みます。サポートソフトウェアをAppleからダウンロードだけにチェックボックスを入れ「続ける」をクリックします。
保存先選択画面に進むので今回は外部ドライブに保存を選択します。
保存先はデスクトップにしました。
ソフトのダウンロードがが始まり、無事保存されました。
Windows8の保存領域作成、起動USBドライブを作成
準備ができたところでWindows8 Release Previewをインストールしましょう。再度アプリケーショ→ユーティリティからBootCampアシスタントを起動します。
BootCampアシスタントが起動されるので右下の「続ける」をクリックします。
作業選択画面に進みます。今回は「Windows7インストールディスクを作成」と「Windows7をインストール」のみにチェックボックスを入れ「続ける」をクリックします。
インストールする領域を割り当てます。OSインストールだけならば20GB程度でもいいのですが、今回は余裕をもって60GB割り当てました。領域を決定し「インストール」をクリックします。
領域が作成されます。
次にインストールするための起動USBを作成します。8GB以上のUSBメモリでMacに差します。
Windows8 Release Preview ISOイメージ保存場所を選択します。すると保存先に差したUSBが自動的に選択されるので確認し「続ける」を選択します。
USBメモリに保存されているデータがすべて消去される警告メッセージが表示されるので、操作を続けるため「続ける」をクリックします。
Windows8用の起動USBが作成されます。画面が真っ暗になりWindows8インストールにすすみます。
Windows8 Release Previewをインストールする
Windows8 Release Previewをインストールしましょう。画面が真っ暗になったあとセットアップ画面が表示されます。インストール言語やキーボードの種類などを確認し「次へ」をクリックします。
「今すぐインストール」をクリックします。
プロダクトキー入力画面に進むので入力します。
プロダクト キー:TK8TP-9JN6P-7X7WW-RFFTV-B7QPF
ライセンス条項が表示されるので画面左側の同意チェックボックスを入れます。
インストール種類画面に進みます。BootCampでインストールしているので新規にインストールすることになります。下の「カスタムWindowsのみインストールする」を選択します。
インストールする場所を選択します。BOOTCAMPと書かれているドライブを選択し「ドライブオプション(詳細)」を選択します。
フォーマットを選択します。
BOOTCAMPの文字が消えインストールできるようになったので次へをクリックします。
インストールが始まります。
Windows8 Release Preview初期設定を行う
次に初期設定に進みます。ここではアカウントの作成などの手順が主になります。まずPC名を入力します。
無線LAN対応モデルだとワイヤレス設定画面が表示されます。接続できる無線ネットワークを選択します
設定画面にすすみます。
更新プログラムの更新タイミングやPCの位置情報、共有設定などを行うのですが、お任せと任意に設定する2つの方法があります。今回はお任せを選択しました。
ユーザー名とパスワードを設定し初期設定が完了です。再起動が始まりWindows8が起動します。
BootCampインストーラを起動する
無事インストールが完了したところでドライバをインストールします。BootCampアシスタントで作成した「Windowsサポートソフトウェア」ファイルをデスクトップに保存し「setup」をクリックしインストールを開始します。
BootCampインストーラーが立ち上がります。
使用許諾契約書が表示されるので同意しますを選択し次へ進みます。
Apple Software Updatefor Windowsにチェックが入っていることを確認しインストールを選択します。
無事インストールが完了しました。
再起動を行うとサウンドや画面解像度の設定などが行えるようになっています。
Windows8に公式に対応していませんが、無事インストールから初期設定を行うことができました。数日ほど使いましたが、特に不具合などは見つかっていません。
MacBook Air Windows8時のパフォーマンスは?
ついでにMacBookAir(Mid 2012)SSD 128GB、メモリ8GBモデルCoei5 1.8Ghzモデルのパフォーマンスを確認してみました。
グラフィックの数字がちょっと低いですが、十分Windows8を動作させるスペックとなっています。数時間ほど操作しましたが、処理に時間がかかったり操作に引っかかりを感じるということはなく、とスムーズに動作しています。
正式版の発売は年内と噂されていますが、正式版を購入してもBootCampを使えば問題なく動作してくれそうです。