Windows10テクニカルプレビュー版をMacのbootcampアシスタントを使ってインストールしてみた
2014年10月1日、Windows10のテクニカルプレビュー版が公開されましたね。まだ製品版には程遠いと思いますが、Macでもインストール、動作するか試してみました。
Windows10テクニカルプレビュー版をダウンロード、保存
まずはWindows10テクニカルプレビュー版のISOデータをダウンロードしましょう。MicrosoftのWindows 10ページにアクセスし、「今すぐ開始」を押します。
Windows Technical Preview – Microsoft Windows
次の画面に進み「Join Now」をクリックします。
Microsoftアカウント入力画面に進むのでIDとパスワードを入力し「Sign in」をクリックします。
まだ日本語バージョンが用意されていないので英語版を選択します。32ビットと64ビットの2種類用意されていますが今回は64ビット版をダウンロードしました。「ダウンロード」の文字をクリックしダウンロードします。容量は英語 64 ビット (x64)で3.81GB、英語 32 ビット (x86)で (2.93 GB)です。通信環境にもよりますが、約45分程度でダウンロードできました。ダウンロードしたISOファイルはUSBメモリやSDカードなどに保存しておきましょう。
BootCampアシスタントを利用してWindows10をインストール
Windows10のテクニカルプレビュー版をダウンロードできたところで、早速MacのBootCampアシスタントを利用してインストールしましょう。今回インストールに使用したMacはMacBook Airlate2012です。OSはOS X 10.10(Yosemite)です。そのほかあらかじめ用意しておく必要があるのは8GB以上のUSBメモリです。
まずはアプリケーション>ユーティリティーから「BootCampアシスタント」を選択します。
BootCampアシスタントウィンドウが開くので「続ける」を選択します。
作業選択画面にすすみます。今回はWindows10のプレビュー版を最初からインストールするのですべての項目にチェックをいれ「続ける」を選択します。
Windows10のISOデータ保存先を選択し、インストール作業に必要なデータを保存するため8GB以上のUSBメモリをMacに挿し、保存先ディスク項目で保存先に選択します。
Windows10用のパーティションを選択します。あとから容量を変更することはできないのでよく考えて割り当てましょう。今回はWindows用に32GB保存容量を割り当てました。容量を選択したら「インストール」を選択しWindows10のインストール作業を開始します。
Windows10インストール
しばらくするとWindowsのアイコンが表示されインストールが始まります。
セットアップ画面に進み、言語、国、キーボードタイプなどを選択します。Language:English(United States)、Time and currency format:Japanese(Japan)、Keybord:Microsoft IME、Keyboard Type:Japanese Keyboardを選択し「Next」を選択します。
インストール確認画面に進むので「Install now」を選択します。
セットアップ画面が表示されるので少々待ちましょう。大体20分程度待ちました。
ライセンス確認画面に進むのでウィンドウ左下のチェックボックスを選択し「Next」を選択し次に進みます。
インストール方法確認画面に進みます。最初下のCostomを選択したんですが、なぜが途中でエラーが表示されてしまったので上の「Upgrade」を選択しました。
インストール先選択画面に進みました。まずはBootCampの名前になっているドライブを選択し「Format」を選択します。
確認画面が表示されますが構わずに「OK」を選択しましょう。
Windowsがインストールできる準備がととのったので「Next」を選択しましょう。
Windowsのインストールが始まるのでしばらく放置しておきましょう。
しばらくすると設定画面に進みます。右下には「Use express setting」と「Custmize」2つのボタンが表示されています。Use express settingは簡単お任せセットアップ、Custmizeは詳細設定を決めていく方法をなります。今回は「Use express setting」を選択しました。
アカウント設定画面に進むのでユーザーネーム(User name)とパスワードを設定し「Finish」を選択しましょう。以上でWindows10のインストール、設定は完了です、次はキーボードやトラックパッド、スピーカーなどを使用できるようにするためBootCampドライバをインストールしましょう。
BootCampドライバをインストール
Windows10テクニカルプレビュー版が無事インストールできたところで次はMacで操作できるようにするための設定を行います。キーボードやトラックパッド、スピーカー、Wi-Fiなどの機能を使うためにBootCampドライバーをインストールします。これはBootCampアシスタントで作成済みです。
Windows10が起動すると自動的にBootCampインストーラーが起動します。「Yes」を選択しインストールしましょう。
BootCampインストーラー開始画面が表示されるので「次へ」を選択し次に進みます。
使用許諾契約書確認画面が表示されるので同意を選択し「インストール」を選択します。
インストールが開始されるのでしばらくまちましょう。だいたい5分程度でした。
無事インストールが完了しすべての設定が終わりました。
Windows10テクニカルプレビュー版の使用感は?
インストールして少ししか使用していませんが、インターネットやドロップボックスは問題なく動作しているようです。Windows8.1に比べ大きな変更点はスタートボタンの復活でしょうか?昔ながらの操作方法に戻ったので使いやすくなった感じがします。ちょうどWindows7に8.1のエッセンスを混ぜたような感じです。
インストール直後の使用容量は約10.7GBでした。
Windows10終了方法
終了方法は左下のスタートボタンからウィンドウ上のアカウント名の右に電源ボタンがあるのでボタンをくりっくするとスリープやシャットダウン項目が表示され選択する方法となっていました。こっちの方が直感的でわかりやすいですね。
英語バージョンなので詳細な設定はわかりませんがとりあえず普通に起動、使用することができました。ただ、Windows10テクニカルプレビュー版はまだリリース前のバージョンですのでお使いのソフトが使用できない、最悪大切なファイルが壊れてしまう可能性もあります。インストールはメインで使用するMacは避け自己責任でお願いします。