BootCampを使ってMacにWindows8をインストールする方法

BootCampアシスタントを使ってMacにWindows8をインストールする方法をまとめました。これからMacにWindows8を入れたいけどどうしたらいいの?という方の参考にしていただけければ幸いです。

BootCampとは

bootcamp

BootCampとはMacでWindowsを起動するためのソフトウェアです。2007年10月にリリースされたMacのバージョン10.5(Leopard)以降から標準でついている機能で、Windowsをインストールするできるようになっています。ここではMac OS 10.8(Mountain Lion)でWindows8をインストールする方法を紹介します。

参考記事:BootCampとは?

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持っているMacがWindows8をインストールできるか確認しよう

モデル番号

お使いのMac機種によってインストールできるWindowsバージョンが限られています。2011年以降に発売されたMacでMacOSがOS X Lion 以降ならばWindows7、またはWindows8のみインストール可能となっています。2011年以前のモデルはインストール出来ない可能性が高いのでで注意が必要です、

参考記事:BooCampでインストールの前に注意!持っているMacがWindowsに対応しているか確認する方法

Windows8をインストールするのに必要なもの

Windows8をインストールするのに必要なものは下記のものが必要になります。

  • Windows8のライセンス
  • 2GB以上のUSBメモリ
  • 8GB以上のUSBメモリ※
  • DVDドライブ※

※印がついている8GB以上のメモリとDVDドライブについてはISOファイルのWindowsがある場合は必要ありません。ISOってなに?という方は何も考えずDVDにドライブを購入しましょう。

参考記事:MacでWindowsインストールディスクをISOイメージに作成する方法

Windows8のライセンス

Windows8を起動するためWindowsのライセンスが必ず必要になります。BootCampで対応しているバージョンは64bitのみですので必ず64bitを選びましょう。

参考記事:Windows OSを用意しよう

2GB以上のUSBメモリ

2GB以上のUSBメモリはWindowsのドライバ(キーワードやディスプレイ等の設定情報)を保存するのに必要になります。

DVDドライブ

DVDドライブはWindowsをインストールするために必要になります。MacにDVDドライブが内蔵されていれば追加購入は不要ですが、Mac Book Airなどだと付いていないのでこれを機に購入しましょう。おすすめはApple純正ですが、バッファロー製でもインストールできました。

BootCampアシスタントを使ってWindowsインストール領域を作成する

BootCampアシスタントを起動しWindowsのインストール領域を作成します。Mac本体にUSBメモリ、外付けDVDドライブを挿しておきましょう。

USBメモリ

準備が整ったところでセットアップを行いましょう。アプリケーショ→ユーティリティからBootCampアシスタントを起動します。

BootCamoアシスタントを起動する

BootCampアシスタントが起動されるので右下の「続ける」をクリックします。
※「Boot Camp設定とインストールガイド」を必ずプリントアウトして確認しながら作業をすすめましょう。

続けるをクリック

作業の選択画面に進みます。一番上の項目はWindowsOSのデータを持っている人が対象でDVDからインストールを行う場合はチェックボックスを外しておきましょう。
真ん中の「最新のWindows サポートソフトウェアをAppleからダウンロード」と「Windows7またはそれ以降のバージョンをインストール」にチェックを入れ右下の「続ける」をクリックします。

作業選択画面

Windowsサポートソフトウェア保存先選択画面に進みます。すでにUSBメモリがささっているので対象のUSBメモリが表示されているはずです。確認して右下の「続ける」をクリックします。

Windowsサポートソフトウェア保存先

ダウンロードがはじまるので完了するまで待ちます。

ダウンロードが始まる

新しいヘルパーツール追加画面が表示されるので名前をパスワードを入力し「ヘルパーを追加」をクリックします。

新しいヘルパーツール

Windowsをインストールする領域作成画面に進みます。Windows8に最低必要容量は20GB以上となっているので20GB以上を選択しましょう。今回は少し余裕をもたせるため30GBとしました。あとから容量を増やすことができないので、慎重に決めましょう。右下の「インストール」を選択するとインストールが開始されます。

Windowsパーティション作成画面

Windows8をインストールする

無事Windowインストール領域を作成することができましたところで、次はWindows8インストール作業に進みます。今回はWindows8 64Bit DSP版を使用してインストールをおこないます。DVDドライブにWindows8 DVDを挿入しておきましょう。

windows8をインストール

BootCampアシスタントを使ってインストール領域を設定すると一度再起動されてセットアップ画面に進みます。数分待ちましょう。

起動まで数分待つ

インスト-ル画面が表示されます。インストールする言語「日本語」、時刻「日本語(日本)」、入力方式「Microsoft IME」、キーボードの種類が選択されていることを確認し次へをクリックします。

インストール画面が表示される

今すぐインストール画面に進むのでクリックしインストールを開始します。

今すぐインストール

ライセンスキー入力画面が表示されます。パッケージにあるライセンスキーを入力しましょう。

ライセンスキーを入力

ライセンス条項画面に進見ます。左下の「同意します」チェックボックスにチェックを入れ、右下の「次へ」をクリックします。

ライセンス条項画面

インストール方法画面に進みます。新規インストールなので下の「新規インストール」を選択します。

新規インストール選択

Windows8 をインストールする領域選択画面に進みます。BootCampアシスタントで保存領域を作るとパーティションの右側に「BOOTCAMP」と表示されているので選択し、
右側「ドライブオプション(詳細)」を選択しフォーマットを選択します。

フォーマットを選択

フォーマット確認画面が表示されますが、そのままOKを選択します。

フォーマット確認画面

インストールが始まります。何度か再起動されますがだいたい30分程度そのまま待ちましょう

インストールが開始される

パーソナル設定画面

最初にパーソナル設定画面が表示されます。ここではカラーテーマと設定できるようで赤や緑など好きなカラーテーマを選択できます。今回は紺色を選択しました。下項目にPC名を入力して右下の「次へ」をクリックします。

PC名とカラーを選択

詳細な設定選択画面に進みます。セキュリティや更新プログラムのタイミングなどの細かい設定をおこなうのですが、「簡単設定を行う」と「自分で設定する」の2通り選択できます。初心者ならば簡単設定でもいいとおもいますが、どのような設定を行うのか興味があったので「自分で設定する」を選択しました。

設定画面

共有設定画面に進みます。家庭内だけで使用するのであればオンに、外でネットワークに接続する可能性がある場合はオフを選択しましょう。設定はあとからでも変更可能となっています。

共有設定画面

PC保護機能設定画面です。Windows Update、プライバシー設定などを細く設定できます。

PC保護設定画面

アプリの不具合やWindowsストアなどの情報をマイクロソフトに送る設定です。ここも任意の設定を行います。

通知設定画面

エラーがあった時、位置情報の使用の設定画面です。任意の設定をおこないましょう。

エラー設定画面

Microsoftアカウント設定画面に進みます。Windows8からWindowsストア(MacでいうApp Store)のサービスが提供されたり、メールや画像などのサービスを受けれるようになります。任意のメールアドレスを入力し「次へ」をクリックします。

サインイン画面

すでにアカウントの設定があれば、パスワード入力画面に進みます。パスワードを入力し次に進みましょう。

IDとパスワード入力画面

PCへのサインイン画面に進みます。PCのユーザー名、パスワード入力画面に進みます。入力し次にすすみましょう。

サインイン画面

セットアップに必要な情報を入力するとWindows8のインストールが始まります。その間、画面には操作方法の案内画面が表示されています。

インストール画面

無事インストールが完了しました。Windows7とはかなりインターフェースが変わっていますね。少しなれるまでに時間がかかりそうです。

インストール完了!

Windows サポートソフトウェア(BootCampインストーラ)を起動する

無事Windows8がインストールできたら次はWindows サポートソフトウェアを使ってドライバをインストールしましょう。

Windows サポートソフトウェアとは画面の輝度やキーボード、トラックパッド、音声などをWindows環境でも普通に使えるようにするための設定を行うことです。BootCampアシスタントを使ってすでにUSBメモリ内にWindows サポートソフトウェアが用意されています。USBメモリにWindows Supportフォルダ内の「Set up」を選択し起動しましょう。

セットアップを起動

「ようこそBootCampインストーラへ」と画面が表示されるので「次へ」をクリックします。

インストーラーが起動

使用許諾契約書をよく読み、「使用許諾契約書に同意します」をクリックし「次へ」をクリックします。

ライセンスに同意する

2~3分ほどでBootCampのインストールが終了するので「完了」ボタンをクリックします。

完了をクリックします

インストールした設定を有効にするために再起動剃る必要があります。「はい」を選択し再起動しましょう。

最後に再起動

これでグラフィックやキーボードの設定が完了されMacでもWindows8を動作させることができるようになりました。ここまでの作業時間としては約1時間程度でできました。

BootCampに関する便利情報

BootCamp導入後よくある出来事をまとめました。

BootCampに保存したWindows領域を削除する方法

BootCamp領域をバックアップし古いMacから新しいMacに移動することができます。定期的なバックアップなどの管理などにも使用することができます。

参考記事:Boot Camp領域をバックアップする WinClone

BootCampに保存したWindows領域をバックアップする方法

インストールしたWindowsを削除する方法です。BootCampアシスタントを起動してWindowsを保存した領域を削除します。

参考記事:Windows領域を削除する方法

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